05787-200208 SIGMA fpフェスにてfpで撮影された映画「しんしん」に感動
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内幸町で開催された「fpフェス」に参加しました。
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なんとなんと。FFFは2020年内に発売できない、とのこと。
最新の開発情報にもとづいて慎重かつ厳正な検証を重ねた結果、現時点でもフルサイズFoveon X3センサーの量産化に見通しがつけられておらず、2020年中の発売は不可能であることが確実となりました。
現在の開発状況に鑑みても具体的な発売予定について明言できる状況にないため、当該カメラの製品化計画については一旦リセットし、センサー技術の開発まで立ち返ってプロジェクトを仕切り直すことといたしました。
待ちます!!
待ちますとも!!
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FFF。Full Frame Foveon。
撮像素子の理想型である三層センサー「Foveon」の35mmフルサイズバージョン。 心待ちにしている人、多いはず。shio.iconももちろんその一人。
それを搭載したカメラをSIGMAが2020年に発売予定としていましたが、開発を仕切りの直しするとのこと。素晴らしい。きちんとリセットできるところがSIGMAらしい。中途半端なものを市場に出すより、きちんと煮詰めて、完成形としてリリースするほうが絶対にいい。
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その発表の時、shio.iconはまだ吉祥寺にいてツイートで知りました。ファンに対して直接お伝えになる山木和人社長の真摯な姿勢に敬意を表します。
https://youtu.be/HizXmb1zIYM
私、待つわ。
楽しみが先延ばしになっただけ。
それまでは既存の「sd Quattro H」、「dp0 Quattroシリーズ」、そして「SIGMA fp」で十分に楽しみます。
FFFの発売を見越してsd、dp、fpの購入を見送っていた人も、これで安心して購入できますね。1年以上、FFF搭載機は絶対に発売されないんだから。そういう確実な情報、ありがたい。
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そもそも。
Foveonセンサーは35mmフルサイズ（Full Frame）でなくても十二分に高い解像度を得られます。Foveonセンサーを搭載したSIGMAのsdシリーズ、dpシリーズで撮影した画像を、他社のベイヤーセンサーで撮影した画像と見比べてみれば明らか。画質の点においてはフルサイズである必要はないのです。画像の一部分を切り出しても破綻しない。それは各ピクセルが光の三原色（RGB）すべての情報を持っているからです。
被写界深度、ボケ表現、そしてレンズの焦点距離を35mmフィルム同様の感覚で使える点においてフルサイズは魅力ですが、こと画質の点において、SIGMAのFoveonセンサーはセンサーサイズの大小が問題とならない。
これを機会に、dp Quattro シリーズで4つの焦点距離（換算21mm、28mm、45mm、70mm（マクロ））をコンプリートしてみるのはいかがでしょうか。実際shio.iconは、sd Quattro Hが発売された後も、依然としてdp Quattro シリーズを愛用しております。レンズ交換式ではないので小型軽量で扱いやすいため、Foveon画質を手軽に味わえます。fpとバッテリが共通なのも併用しやすい要因。
またレンズ交換式のsdシリーズなら、SIGMAの高性能、高画質レンズを堪能できます。そのレンズはマウントアダプタMC-21を介して、fpや来るべきFFFといったLマウントのカメラにも使えます。
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fpフェスで最も印象深かったのは、映画「しんしん」。 全編、SIGMA fpとSIGMA製のCINEMAレンズで撮影された映画。クランクアップしたばかりの出来立てホヤホヤ。
冒頭からグッとくる内容。35分間、社会と家族を考える。見終わるとどこか清々しい。
監督の山中 有さん(@yamanaka_yu)が、本気で素晴らしいと、fpの映画らしさを褒めちぎっていました。映像を拝見してもそれが本心だと感じます。 https://flic.kr/p/2iqEmUc https://live.staticflickr.com/65535/49505838067_f78c0e6d98_k.jpg
そのFoveonとfpについて、shio.iconはCP+で語ります。 2月27日〜3月1日にパシフィコ横浜で開催される「CP+」。
公式サイトから事前登録すれば入場無料。
その初日、2月27日木曜日の16:00〜16:40、SIGMAブースにてメインステージに登壇します。その後16:45からは「ミニステージ」にて引き続き、語ります。
タイトルは、「RAW/JPEGからfpとFoveonのポテンシャルを引き出すshio流マネジメント」。
ぜひ、いらしてください。
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